いりやの備忘録

映画の感想をすぐ忘れる気もするからつらつら書いてみようかなと思いついた。

15時17分、パリ行き

 

字幕 松浦美奈

78点 良かった。

 

ざっくりストーリー

 

車に乗ってる3人のアメリカ人、中学時代からの親友だ。

口達者な黒人のアンソニー、屈強なアレク、そしてスペンサー。

幼少期アレクとスペンサーは回りに馴染めず、先生にはADDと言われたり、シングルマザーの環境のせいと迫害されたり。

キリスト教系の私学のミドルスクールに進学した二人はイキり少年アンソニーと出会う。またたく間に友達となった3人は苦楽を共にするも、転校でそれぞれ離れ離れに。

途中に列車のトイレから出てこない人がいる、武装した男が出てくる。揉み合って小銃を取り上げたぞ!しかしハンドガンで撃たれるという挿話が少しずつ何度か挟まる。

大人になった3人はそれぞれ夢と仕事へと進んでいた。アレクとスペンサー2人はそれぞれ夢を叶え米軍に。久しぶりに3人で遊ぼう。そうだヨーロッパ旅行がいいなとSkypeでやりとりして決める。

ローマ、ヴェネツィアアムステルダム。そして15時17分パリ行の高速鉄道に乗車する。

途中駅でテロリストが不穏な音楽と共に入場。

トイレで武装して現れる。

おじいさん撃たれる、スペンサー突撃!揉み合いの末テロリストは縛り上げられる。

フランスの大統領に勲章を授与される実際の映像でエンディング。

地元サクラメントで凱旋パレードをする所で終わり。

 

かんそう

尺も96分とちょうど良く、文字にするとなんてこと無くて何が面白いのかわからないような内容だけど映像として退屈もせず。現実を元にしたフィクション的な記録映画として良く出来てると思う。

アメリカの学校っていうのはこれはこれで窮屈だな、とかヨーロッパ旅行って言うのはこんな感じなんだなってのとか。銃社会はテロのリスクやっぱり高いなとか。現実的なイメージを突きつけられる。

 

何かに大して人一倍優れてなくても、努力すればしない時よりはマシになる。何者にもなれなくても自分は自分。もしかしたらいいこともあるかも知れない。大事なのは自分から動くこと。

そんな映画だった。